組織の盛衰<決定版>

組織の盛衰<決定版>
 ◆著 者: 堺屋太一
 ◆出版社: 中央公論社
 ◆価 格: ¥990-

経済企画庁長官を務めた著者の20年以上にわたる組織論研究の集大成。

機能体の共同体化、環境への過剰適用、成功体験への埋没を巨大組織が死に至る病の原因と分析し、脱却には実力主義の人事制度を導入する一方、永続的な組織であるためには江戸幕府の様に権力と禄高を分離した対人技術も配慮した組織デザインが必要であると述べています。

時を経ても組織の盛衰に関する本質は変わらないことを示唆してくれる名著です。