其の74 関之尾滝<宮崎県>

鹿児島県境を走る庄内川にかかる落差18m、幅40mの直瀑。

大滝、男滝、女滝の三滝の総称で、男滝と女滝は明治時代に北前用水路を建設する際の用途として造られた人口の滝です。

大滝は真正面の吊り橋から眺めることができ、滝幅の広さ、水量、豪快な瀑音と跳ね上がる水飛沫にとても魅了されます。

上流に向かうと国指定天然記念物で、世界一といわれる幅80m、長さ600mの甌穴群が広がり、想像を絶する自然の
造形に、改めて自身の存在の小ささを感じるほどでした。

宮崎県都城市関之尾町