其の78 七ツ滝<山形県>

梵字川の支流、田麦川にある上段50m、下段40mの段瀑。

江戸時代、湯殿山・月山への参詣道であった「六十里越街道」沿いに位置し、当時周辺は宿場の村としても栄えたそうです。

高台にある七ツ滝公園からの見降ろしがビューポイントで、数本の流れが途中で一本になって流れ落ちる形状が特徴です。

どこからも滝の全貌を見渡すことができないのが残念ですが、春は新緑、秋は紅葉に彩られ四季折々で雄姿が楽しめます。

大鳥池から七段に渡って流れ落ちる滝姿が名前の由来です。

山形県鶴岡市大字田麦俣字七ツ滝