第5回 二条城 <京都府>

53 二条城<京都府>

正式名称は元離宮二条城。1603年、徳川家康が築城。同年、征夷大将軍任命の祝賀の催しが執り行われて以来、最後の将軍、徳川慶喜の大政奉還まで、260年以上続く江戸幕府の始まりと終わりを見守ってきた場所です。

本丸の南西隅には、かつて天守閣がありましたが、1750年落雷により焼失し、現在は石垣のみが残されています。

1994年にはユネスコの世界文化遺産に登録され、二の丸御殿は国宝、本丸御殿、東南隅櫓、正門「東大手門」、二の丸御殿の正門「唐門」は重要文化財、二の丸庭園は特別名勝に指定されている建築物としても貴重な歴史遺産です。

京都市中京区二条通堀川西入二条城町541