1537年に織田信長の叔父・信康が木ノ下城を移築城したことから始まったと言われ、尾張国と美濃国の境にあることから「小牧・長久手の戦い」「関ケ原の戦い」など戦においても重要拠点となり、以降城主はめまぐるしく代わっています。
廃城処分で16代から9代続いていた犬山成瀬家から県へ一旦所有者が移りますが、無償譲渡されて再び城主となり2004年までは国内で唯一個人所有の城でした(現在は犬山城白帝文庫の所有)。
天守は三重四階地下二階で付櫓が付属する望楼型で、「現存12天守」の中では最も古いと言われており、国宝指定された「国宝5城」にも選定されています。
天守閣からは眼下を流れる木曽川や広がる景色は絶景で、最上階回廊の木造の手すりは比較的低い位置に設置されているため、スリル満点、落下に注意です。
別称:白帝城