駿河守護大名、今川氏が朝比奈泰煕に築かせた古城が手狭になり、1513年、現在の地に掛川城を築城。
1590年に山内一豊が城主となった後、外観3層内部4層からなる天守を持つ近世城郭として大改修されました。
1854年に起きた安政の大地震により、天守、二の丸御殿などが倒壊しましたが、1994年、140年ぶりに日本初の本格木造天守として復元され、現在に至っています。
天守には、井戸から立ち込めた霧が城をつつみ、徳川家康軍の攻撃から城を守ったという、伝説の「霧吹き井戸」があり、新幹線の車内からもその雄姿を眺めることが出来る、東海地方指折りの名城です。
別称:雲霧城、松尾城