1583年、真田昌幸によって築かれ、第一次・第二次上田合戦で徳川軍を二度に渡って撃退に成功した城としても有名です。
関ケ原の合戦後に上田城は破却されますが、その後、二代目藩主だった真田信之に次いで藩主となった仙石忠政により城は再建されました。この時に建てられた本丸の7基の櫓のうち、西櫓・南櫓・北櫓の3基は今も残されています。
六代目から廃藩までは松平氏が藩主となり、七代160年余りにわたり上田の地を治めました。
現在は上田城跡公園として、東虎口櫓門をはじめ、天然の要害の尼ヶ淵や、本丸土塁の隅おとしなど、かつての城を感じられる数々の遺構を見ることができます。
別称:尼ヶ淵城